こんにちは。
当サイトであるicevelを運営してるYamada(@icevel3)です。
日本では水道水をそのまま飲めますが、海外によっては水道水をそのまま飲めない国があります。
そのため、海外旅行に行く国の飲料水について気になる方も多いはずです。
「アイスランドの水道水は安全に飲める?」など、疑問があると想います。
今回の記事では、アイスランドの水道水について解説をしています。
アイスランドの水道水は安全
アイスランドの水道水は、そのまま飲めます。
国土交通省が公表している「日本の水資源の現況(2022年版)」によると、世界で水道水をそのまま飲める国は11ヵ国あって、その中に日本とアイスランドが含まれています。
また、イエール大学とコロンビア大学が共同でおこなっている「環境パフォーマンス指数(EPI)」によると、衛生施設と飲料水という指標でアイスランドは対象の180ヵ国中1位です。
つまり、アイスランドは衛生施設と飲料水で安全性が高いということがわかります。
アイスランドの水道水は軟水で、塩素、カルシウム、硝酸塩などは含まれていません!
アイスランドの水道水がきれいな理由
アイスランドの水道水が安全な理由の一つに、水源が挙げられます。
アイスランドの水道水のほとんどは、地下の湧水です。
長い時間をかけて自然にろ過された水は地下の貯水池に集められ、処理施設へと送られます。
さらに、アイスランドの水道水は、アイスランド食品獣医局(MAST)が定めた厳しい水質の基準があり、水は定期的に検査されています。
湧水と厳格な水質基準が理由で、アイスランドの水道水はきれいなのです。
アイスランドの飲料水に関する注意点
アイスランドの飲料水に関して、3つの注意点があります。
飲料水に関する3つの注意点
- 蛇口から出る温かい水は飲まない
- 旅行中はマイボトルを持ち歩く
- 川の水を直接飲むのは注意
蛇口から出る温かい水は飲まない
アイスランドの水道水はそのまま飲めますが、蛇口から出る温かい水を飲むのは止めましょう。
蛇口から出る温かい水は地熱を利用しているため、水は硫黄の匂いがします。
温かい水は飲料用ではありません。
お湯を飲みたい場合は、キッチンの蛇口から冷水を電気ケトル、電気ポット、やかんのどれかに入れて沸騰させましょう。
水道水から氷を作る場合は、温かい水ではなく冷水にしましょう。
旅行中はマイボトルを持ち歩く
アイスランドの旅行中は、マイボトルを持ち歩きましょう。
水道水が安全なアイスランドでは、ミネラルウォーターを購入する必要はありません。
なお、アイスランドで販売しているペットボトルの水の値段は、500mlで100円〜350円が相場です。
水道水は無料で飲めるので、節約になります。
マイボトルは日本から用意するか、現地で用意するとよいでしょう。
川の水を直接飲むのは注意
基本的にアイスランドの川はきれいで、直接飲めます。
ただし、場所によって川の水を飲むのは注意が必要です。
たとえば、農場の近くにある川は化学物質などが含まれているかもしれません。
ほかにも、レイキャダルー(Reykjadalur)という渓谷の近くには温泉が湧き出る川があり、飲むのは避けるべきです。
アイスランドの多くの川はきれいですが、安全に飲むのであれば浄水器を使うとよいでしょう。
日本でもアイスランドの水を飲める
アイスランドには「Icelandic Glacial(アイスランディック・グレーシャル)」という水のブランドがあり、日本で購入が可能です。
アイスランディック・グレーシャルは、株式会社インターパイロンが正規販売代理店となっています。
アイスランディック・グレーシャルは、オルフス(Ölfus)という地域にある泉の水を使用しています。
泉は地下にあり、5,000年をかけてろ過された天然水です。
アイスランディック・グレーシャルの購入は、公式サイトからできます。
【まとめ】アイスランドの水道水は安全に飲める!
アイスランドの水道水について解説をしました。
あらためて、アイスランドでは水道水を飲んでも問題はありません。
水道水の水源は主に湧水なので、きれいな水を飲めます。
そのため、アイスランド旅行中はペットボトルの水を購入する必要はありません。
マイボトルを持ち歩くことで、節約やエコにつながります。
なお、水道水の温かい水を飲むのは止めて、冷水で飲んでください。