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北大西洋に浮かぶ島国のアイスランドでは、白夜の現象が起きます。
白夜の時期のアイスランドは観光のハイシーズンで、世界中から多くの旅行者が訪れます。
「アイスランドではいつ白夜が起こるの?」
「なぜ白夜が起きるの?」
など気になる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、アイスランドで起こる白夜の時期や期間中にやっておきたいこと、用意する物などを解説します。
※2026年6月13日:情報を更新しました
アイスランド白夜の時期

北半球では、白夜の時期は夏です。
アイスランドでは、5月・6月・7月・8月は日照時間が長いです。
特に6月20日から22日の夏至の時期は、ほとんど太陽が沈みません。
場所や日によって日照時間は異なりますが、首都のレイキャビクでは夏至の時期は約21時間も太陽が出ています。
夏のアイスランドの平均気温は10~13度と快適で、冬と比べて降水量が少ないです。
白夜とは
白夜とは、太陽が沈まない、または沈んでも空が薄明るい状態が続く自然現象です。
北極圏付近では夏至の時期に起き、南極圏付近では冬至の時期に起きます。
夜でも空が明るい理由は、地球の自転軸にあります。

地球の自転軸は太陽に対して約23.4度傾いており、夏至のころは北極圏側が太陽に向き続けるため、一日中太陽が沈みません。
アイスランドで極夜は起きない
白夜と反対の現象である「極夜」は、アイスランドでは起きません。
極夜とは、太陽が昇らない、または昇っても空が薄明るい状態が続く自然現象です。
北極圏付近では冬至の時期に起き、南極圏付近では夏至の時期に起きます。
アイスランドの大部分は北極圏に入らないため、冬の日照時間は4~5時間ほどです。
なお、世界中からオーロラ目当ての観光客がアイスランドに訪れます。
アイスランド日の出・日の入り
アイスランドの首都レイキャビクの日の出・日の入りは、以下のとおりです。
| 日付 | 日の出 | 日の入り |
|---|---|---|
| 1月1日 | 11:19 | 15:43 |
| 2月1日 | 10:08 | 17:15 |
| 3月1日 | 08:35 | 18:46 |
| 4月1日 | 06:45 | 20:19 |
| 5月1日 | 05:00 | 21:51 |
| 6月1日 | 03:23 | 23:30 |
| 7月1日 | 03:05 | 23:56 |
| 8月1日 | 04:34 | 22:31 |
| 9月1日 | 06:10 | 20:43 |
| 10月1日 | 07:36 | 18:56 |
| 11月1日 | 09:10 | 17:10 |
| 12月1日 | 10:45 | 15:47 |
また、アイスランド最北端の島「グリムセイ(Grímsey)」は北極圏内に位置するため、夏至の時期は太陽が24時間沈みません。
アイスランドで白夜の期間中にやっておきたいこと
白夜の時期のアイスランドは、長い日照時間だからこそ楽しめる体験が豊富です。
旅行計画の参考に、特におすすめの6つを紹介します。
- 滝を巡る
- 温泉に入る
- パフィンを観察する
- ホエールウォッチングをする
- ハイキングをする
- 西部フィヨルドを訪れる
滝を巡る

デティフォス
アイスランドには1万を超える滝があるといわれており、滝巡りは白夜旅行の定番です。
アイスランドに滝が多い理由の一つが氷河です。
国土の面積の約10%が氷河に覆われており、溶けた氷が川となり、アイスランド特有の険しい地形を流れ落ちることで無数の滝が生まれます。
アイスランドで最大規模を誇る滝は、デティフォス(Dettifoss)です。
滝の幅は100mで高さは45mあります。
有名な大瀑布から秘境の小さな滝まで、自分だけのお気に入りを見つけてみてください。
温泉に入る

シークレットラグーン
アイスランドを訪れたら、温泉に浸かって旅の疲れを癒しましょう。
火山活動が活発なアイスランドでは、温泉が湧き出ています。
アイスランドで有名な温泉施設といえば、ブルーラグーン(Blue Lagoon)です。
施設内には地熱を利用した広大な露天プールがあり、大きさは約8,700m²とサッカーコート(約7,000m²)より少し広めです。
また、アイスランドには天然に湧き出た温泉も数多くあります。
たとえば、シークレットラグーン(Secret Lagoon)は100年以上の歴史がある天然温泉です。
シークレットラグーンはアイスランドの人気観光ルート・ゴールデンサークル沿いに位置するため、観光のときに立ち寄るとよいでしょう。
パフィンを観察する

白夜の期間中にアイスランドを訪れたら、海鳥のパフィン(ニシツノメドリ)に会いにいきましょう。
パフィンは白と黒の羽に、鮮やかなクチバシと脚が特徴です。
アイスランドは、パフィンの観察に適した場所です。
普段は海上で生活をしていますが、4月下旬ごろから8月下旬にかけての繁殖シーズンになると陸にやってきます。
現地では、パフィンを観察するツアーが開催されています。
ホエールウォッチングをする

アイスランドの海域はクジラをはじめ、イルカやシャチも生息するため、ホエールウォッチングに適した場所です。
アイスランドでクジラが見られる時期は4月~9月で、特に夏はエサを求めてさまざまな種類のクジラがやってきます。
ホエールウォッチングのツアーはアイスランド各地で開催されており、レイキャビクの港から出航するツアーもあります。
白夜の時期は日照時間が長く、夜間でも明るいためツアーの出航回数が増え、参加できる時間帯の選択肢が多いです。
雄大なクジラの姿を間近で見られる体験は、アイスランド旅行のハイライトの一つになるでしょう。
ハイキングをする

ヴァトナヨークトル国立公園
アイスランドの大自然を堪能するには、ハイキングが最適です。
夏のアイスランドの平均気温は10〜13度とすごしやすく、日照時間が長いので夜でもハイキングができます。
アイスランドでハイキングをするなら国立公園がおすすめです。
アイスランドには3つの国立公園があり、いずれも個性豊かなハイキングコースが整備されています。
| 国立公園 | 概要 |
|---|---|
| シングヴェトリル(Þingvellir) | 溶岩原と湖が広がる国立公園 |
| スナイフェルスヨークトル(Snæfellsjökull) | 氷河火山がそびえる国立公園 |
| ヴァトナヨークトル(Vatnajokull) | アイスランド最大の氷河がある国立公園 |
アイスランドの天候は変わりやすいため、服装はしっかり整えておくことが大切です。
速乾性のあるインナーを土台に重ね着をすることで、体温調節がしやすくなります。
西部フィヨルドに訪れる

ラウダサンドゥル
夏のアイスランドは、西部フィヨルドを訪れるのに適した時期です。
西部フィヨルドはアイスランドの北西にある地方で、人口が少なく手つかずの自然が残っています。
冬は道路が封鎖されるほど雪深く、夏こそが西部フィヨルドの自然を存分に楽しめる季節です。
西部フィヨルドの主な見どころは、以下のとおりです。
| 観光スポット | 概要 |
|---|---|
| ラゥトラビャルグ(Látrabjarg) | 多種多様な海鳥が集まる崖 |
| ラウダサンドゥル(Rauðisandur) | 赤い砂が広がる約10kmのビーチ |
| ディンヤンディ(Dynjandi) | 高さ100mの滝で、西部フィヨルドでは最大 |
| ホルンストランディル(Hornstrandir) | ハイカーに人気の自然保護区 |
西部フィヨルドへは、レンタカー・飛行機・フェリー・バスでアクセスできます。
手つかずの大自然と静寂を求める方に、西部フィヨルドは特におすすめのエリアです。
白夜の時期にアイスランド旅行するときに用意する物
白夜の時期にアイスランド旅行をする場合、用意しておきたい物は以下のとおりです。
- アイマスク(夜間も明るい白夜対策)
- 日焼け止め(長時間の紫外線対策)
- サングラス(紫外線対策・運転時の眩しさ軽減)
夜でも空が明るい環境では、体内時計が乱れやすく、睡眠の質に悪影響を及ぼします。
宿泊施設では遮光カーテンを設置しているところが多いですが、カーテンの隙間から光が漏れ出す可能性もあるので、遮光性の高いアイマスクを用意しておくと安心です。
また、日照時間が長い分、紫外線を浴びる時間も増えるため、日焼け止めやサングラスも用意しましょう。
特に運転する方は、サングラスをかけることで眩しさが軽減され、視界が良好になります。
【まとめ】白夜を体験しにアイスランドへ行こう
アイスランドの白夜について解説しました。
今回の記事をまとめると、以下のとおりです。
- 白夜は太陽が沈まない、または沈んでも空が薄明るい状態が続く現象
- 5月~8月のアイスランドは白夜のシーズンで、日照時間が特に長い
- アイスランドで極夜は起きない
- 滝巡りやハイキングなど、長い日照時間をいかした体験が充実している
日本では体験できない白夜の時期に、アイスランドを訪れてみてはいかがでしょうか。



