アイスランド旅行に行くときの服装は?春夏秋冬ごとに解説

アイスランド旅行に行くときの服装は?春夏秋冬ごとに解説

こんにちは。
当サイトであるicevelを運営しているYamada(@icevel3)です。

アイスランド旅行で服装選びに悩む方は多いのではないでしょうか。

「どんな服装で行けばよいのかわからない…」

名前から氷のイメージが強いアイスランドですが、日本と同様に四季が存在します。
アイスランドの一般的な四季は以下のとおりです。

アイスランドの四季
  • 春:4月・5月
  • 夏:6月・7月・8月
  • 秋:9月・10月
  • 冬:11月・12月・1月・2月・3月

アイスランドのベストシーズンは夏で、6月から8月の間は太陽の日照時間が長い「白夜」の現象が起こります。
快適に過ごせる気温なので、多くの旅行者が夏のアイスランドに訪れます。

冬は、オーロラや氷の洞窟などを目的にアイスランドに訪れる旅行者が多いです。

今回の記事では、アイスランドに訪れたときの服装選びを四季ごとに解説します。

※2025年3月22日:最新情報に更新しました

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夏のアイスランドのベストな服装

アイスランドの首都「レイキャビク」の夏の平均気温と降水量は、以下のとおりです。

レイキャビク 6月 7月 8月
平均気温(℃) 9 10.6 10.3
降水量(mm) 50.0 51.8 61.8

※参考:Icelandic Meteorological office

アイスランドでは夏の平均気温が10℃ほどで、半袖や短パンだと肌寒いかもしれません。

夏にアイスランド旅行するときのベストな服装を、以下にまとめました。

夏のアイスランドの服装選び


トップス
アウターは、防水・防風機能のあるレインコートやウィンドブレーカーをおすすめします。

アイスランドは夏でも強風や突然の雨で気温が下がるので、フード付きのアウターがベストです。

インナーは、Tシャツ1枚でも問題はありません。
ただし、日陰では肌寒く感じるので、長袖やパーカーなど調整しやすい服装をおすすめします。

また、ツアーやアクティビティで汗をかいて体が冷えないように、吸汗速乾性がある化学繊維のインナーを選びましょう。

ボトムス
ズボンは、動きやすくて吸汗速乾性があるトレッキング用を選びましょう。

ジーンズや綿素材のズボンなどは、雨で濡れると乾きにくいので避けるのが好ましいです。
ショートパンツやスカートも寒いので、おすすめできません。


突然の雨に備えて、防水機能のトレッキングシューズを用意しましょう。

アイスランドには多くの山がありトレッキングが含まれているツアーがあるので、トレッキング用の靴がおすすめです。

靴下は、通気性があって汗を吸収する登山用をおすすめします。

その他
薄手の手袋・ニット帽・マフラーなど、冬用の物があると寒くなったときに便利です。

アウトドアには、日焼け止めやサングラスなどがあるとよいかもしれません。

カバンの雨対策には、防水スプレーの使用やレインカバーの用意が有効です。


Yamada
Yamada

小さなお子さまをお連れの方は、夏でも手袋・ニット帽・マフラーなど、防寒対策をすると安心です。

冬のアイスランドのベストな服装

レイキャビクの冬の平均気温と降水量は、以下のとおりです。

レイキャビク 11月 12月 1月 2月 3月
平均気温(℃) 1.1 -0.2 -0.5 0.4 0.5
降水量(mm) 72.5 78.7 75.6 71.8 81.8

ほかの季節と比べて、冬のアイスランドは降水量が多いです。

私がアイスランドに訪れた2月は、数分の間に快晴や吹雪など、天気の変化が激しかったのを覚えています。

また、冬のアイスランドは太陽の日照時間が少なく、特に12月は太陽が数時間しか昇りません。

冬にアイスランド旅行するときのベストな服装を、以下にまとめました。

冬のアイスランドの服装選び


トップス
アウターは、防水・防風機能のある厚手のダウンジャケットを用意してください。

アイスランドは天気が変わりやすくて嵐になることもあるので、防水・防風機能のあるアウターは必須です。

私は、防水・防風機能のあるスキーウェアで行きましたが、暖かいので個人的におすすめです。

インナーは、吸汗速乾性がある化学繊維を用意しましょう。
アクティビティで汗をかく可能性があるので、ポリエステルなどの乾きやすい素材を選びましょう。

私は、インナーの上に着るカシミアセーターを用意しましたが、保湿性や吸湿性に優れているのでおすすめです。

また、ウール素材も保温性・吸湿性があるので、長袖にもおすすめです。
反対に、綿素材の服は乾きにくくて、汗をかいたあとに体が冷える原因にもなるので避けましょう。

ボトムス
ズボンは、防水・防風機能のある物を用意してください。

ズボンの下は、インナーのタイツを履くとよいでしょう。

私は、スキーウェアの下にスウェットを着ていました。
動きやすくて伸縮性のある素材のズボンがおすすめです。


防水機能のある冬靴は必須です。
路面は氷で凍結するので、滑り止めの機能がある丈夫な靴を用意してください。

靴の底に付けるスパイクを用意するのもよいでしょう。

靴下は、保温性・吸湿性のあるウール素材をおすすめします。

その他
防寒対策でニット帽・手袋・マフラーは必須です。

ニット帽は、2枚に重ね着しても問題はないでしょう。

手袋は急な雨で濡れてしまう可能性があるので、予備の手袋があるとよいかもしれません。

また、カイロがあると急激に寒くなったときに便利です。


アイスランドの氷河に行くときの服装

アイスランドの氷河で行われるアクティビティといえば、氷の洞窟です。

氷の洞窟は氷河地帯にある空洞の空間で、自然または人工でできた洞窟を指します。

11月〜3月の冬に氷の洞窟へ行けますが、一部は1年中アクセスが可能です。

氷河に行くときの服装を、以下にまとめました。


トップス・ボトムス
突然の強風や雪対策に、防水・防風機能のアウターやズボンだと安心です。

インナーは、吸汗速乾性がある化学繊維のシャツをおすすめします。


靴は、足首が隠れるトレッキングブーツを用意しましょう。

氷の洞窟ツアーに参加する方は、アイゼンが装着できるブーツを用意しましょう。
アイゼンは、基本的にツアー会社が用意してくれています。

その他
ニット帽・厚い手袋・マフラーを用意しておくと、気温が下がったときに便利です。

氷の洞窟ツアーでは安全上の理由からヘルメットをかぶるので、ポンポンが付いていないタイプを選びましょう。


Yamada
Yamada

アイスランド旅行用にモンベルのトレッキングブーツを購入しました!

氷河ハイキングをするときの服装

アイスランドでは、氷河の上をハイキングするツアーがあります。

ハイキングのようなアクティブで動くのは汗をかきやすいので、服装選びには注意が必要です。


トップス・ボトムス
氷河に積もっている雪で濡れないためにも、防水・暴風機能のあるアウターやズボンを用意しましょう。

インナーは、吸汗速乾性がある化学繊維のシャツがマストです。

ハイキングで汗をかいて服が濡れると体温を奪われてしまうので、ポリエステルなどの吸汗速乾性があるインナーを着て氷河ハイキングツアーに参加しましょう。


アイゼンを付けられるハイキングブーツを用意しましょう。

一部のツアーではハイキングブーツのレンタルができますが、足にフィットしない可能性があります。
そのため、事前に日本で履きやすいハイキングブーツを用意するとよいでしょう。

その他
ツアーではヘルメットをかぶるので、帽子はポンポンが付いていないタイプを選びましょう。

手袋は、濡れたとき用に2つあると安心です。

太陽の光が雪に反射すると目がまぶしく感じるので、サングラスの用意をおすすめします。


春のアイスランドのベストな服装

レイキャビクの春の平均気温と降水量は、以下のとおりです。

レイキャビク 4月 5月
平均気温(℃) 2.9 6.6
降水量(mm) 58.3 43.8

春のアイスランドの平均気温は一桁なので、温かい服装を選びましょう。

春にアイスランド旅行するときのベストな服装を、以下にまとめました。

春のアイスランドの服装選び


トップス
アウターは、防水・防風機能のダウンジャケットやコートを用意します。
冬用の厚めの上着を用意する必要はないですが、丈夫な物を着ましょう。

アウターの下は、長袖のセーターやフリースなどをおすすめします。

インナーは、吸汗速乾性のある化学繊維の長袖がおすすめです。

ボトムス
ズボンは、防水・防風機能のある物を用意しましょう。

アイスランドの春は、ほかの季節と比べると降水量が少ないです。
しかし、天候が変わりやすいので、防水機能のトレッキングパンツにするとよいでしょう。

また、寒さ対策にインナーのタイツがあると安心です。


靴は、歩きやすく丈夫な物を用意してください。

トレッキングシューズなど、長時間歩いても疲れにくい靴をおすすめします。

雨で靴が濡れないように、防水または撥水効果のあるシューズを選びましょう。

靴下は、保温性・吸湿性のあるウール製をおすすめします。

その他
ニット帽・手袋・マフラーは必須ではありませんが、肌寒くなったときに便利です。


秋のアイスランドのベストな服装

レイキャビクの秋の平均気温と降水量は、以下のとおりです。

レイキャビク 9月 10月
平均気温(℃) 7.4 4.4
降水量(mm) 66.5 85.6

9月からは夜が長くなり、オーロラのシーズンが始まります。
できるだけ暖かい気温でオーロラ鑑賞をしたい場合は、冬より秋のほうが最適です。

秋にアイスランド旅行するときのベストな服装を、以下にまとめました。

秋のアイスランドの服装選び


トップス
アウターは、防水・防風機能の物を用意しましょう。

夜は寒くて氷点下に近い気温にもなるので、冬用のアウターが好ましいです。
薄手のアウターでも構いませんが、重ね着をして暖かくするとよいでしょう。

アウターの下に着る服は、セーターやフリースがおすすめです。

インナーは、吸汗速乾性がある化学繊維の長袖をおすすめします。

ボトムス
ズボンは、防水・防風機能のある物を用意しましょう。
10月は平均降水量が多いので、アウターだけでなくズボンも防水機能がある物が好ましいです。

ズボンの下は、タイツを履くとよいでしょう。


靴は、動きやすくて防水性のあるトレッキングシューズを用意しましょう。

靴下は、保温性・吸湿性があるウール素材をおすすめします。

その他
ニット帽・厚い手袋・マフラーを用意すると、急激な温度変化にも対応できます。


オーロラ観測するときの服装

アイスランドは北大西洋海流の影響で一年を通して比較的暖かく、オーロラ観測に適しています。

アイスランドのオーロラシーズンは、9月から4月です。
オーロラが見られる夜は気温がマイナスになるので、服装選びは重要です。

アイスランドでオーロラ観測するときのベストな服装を、以下にまとめました。


トップス
アウターは、防水・防風機能のある物が必須です。
個人的には、スキーウェアをおすすめします。

アウターの下は、ウィンドブレーカーやフリースなどにしましょう。

インナーは、吸汗速乾性がある化学繊維の長袖にしましょう。

足が冷えないように、靴下は厚手のウール製がおすすめです。

オーロラツアーで車移動する場合、車内の暖房が効いていても着脱しやすい服装を選ぶとよいでしょう。

ボトムス
ズボンも、防水・防風機能のある物を用意してください。


靴は、防水機能のあるスノーブーツが理想です。
防水性のトレッキングブーツでも問題はありません。

冬は雪が積もるので、くるぶしまでの高さがある靴を用意しましょう。

その他
耳が隠れる帽子・マフラー・手袋は必要です。
カイロも用意しておくと安心でしょう。


Yamada
Yamada

町の郊外でオーロラ観測する場合、基本的に風を遮る物がありません。
強風で体感温度が下がってしまう可能性があるので、防寒は必須です!

【まとめ】気温以上の防寒対策をすること!

アイスランド旅行の服装を四季ごとに解説しました。

今回の記事をまとめると、以下になります。

まとめ
  • 年間を通して防水・防風機能の服装を選ぶ
  • 動きやすい服で、吸汗速乾性のインナーがおすすめ
  • 靴は防水性で履きなれた物を用意
  • 冬以外も帽子や手袋はあったほうがよい

アイスランドは天候が変わりやすいので、季節問わず防水・防風機能のある服がマストです。

また、気温以上の防寒対策も欠かせません。
雨や雪が降ったり、強風で体感温度が下がったりするので、「薄着でも何とかなるでしょう」という考えは注意すべきです。

そのため、気温の変化にも対応できる重ね着をおすすめします。

雨や雪などで服が濡れてテンションが下がってしまうと、せっかくの旅行が台無しです。

旅行前に衣類の事前準備をして、大自然のアイスランドを満喫しましょう。

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