日本からアイスランドへの行き方を調査しました

日本からアイスランドへの行き方を調査しました

こんにちは。
当サイトであるicevelを運営しているYamada(@icevel3)です。

イギリスの北西に位置する国「アイスランド」では、30もの活火山や国土面積の約10%が氷河から、別名「炎と氷の国」と呼ばれています。

日本からアイスランドまでの直線距離は8,605kmで、時差は-9時間(サマータイムは未導入)です。

そんなアイスランドに日本から行きたい場合、

「飛行時間が短い行き方は?」
「航空券を安く抑えた行き方を知りたい!」

などの疑問や知りたいことがあると想います。

今回の記事は、日本からアイスランドへの行き方・アクセス方法を解説しています。
個人旅行でアイスランドへ行きたい方は必見です。

※2024年8月18日:最新情報に更新しました

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日本からアイスランドへの直行便はなし(乗り継ぎが必要)

2024年の時点で、日本からアイスランドへの直行便はありません
日本からアイスランドへ行くには最低でも1回、ほかの国にある空港へ乗り継ぐ必要があります。

日本からアイスランドへの飛行時間は、最短で14時間ほどです。

アイスランドの空の玄関口である「ケプラヴィーク国際空港」では、ヨーロッパの各都市や北米の空港などで定期便が結ばれています。

日本からアイスランドまで乗り継ぎがしやすい国と都市、空港名を挙げると以下になります。

国:都市 空港名
デンマーク:コペンハーゲン カストラップ空港
フィンランド:ヘルシンキ ヴァンター空港
イギリス:ロンドン ヒースロー空港
フランス:パリ パリ=シャルル・ド・ゴール空港
オランダ:アムステルダム スキポール空港
ドイツ:フランクフルト フランクフルト空港
イタリア:ミラノ ミラノ・マルペンサ空港
ベルギー:ブリュッセル ブリュッセル国際空港
ポーランド:ワルシャワ ワルシャワ・ショパン空港
スイス:チューリッヒ チューリッヒ空港
アメリカ:ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港
アメリカ:ボストン ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港

※上記で紹介している空港は一例です
※シーズンによって定期便の本数が減少する場合があります

Yamada
Yamada

JALでは、毎年8月・9月にチャーター便(日本~アイスランドまでの直行便)のツアーが開催されているそうです。

日本からどの経路でアイスランドへ行けばよい?

「日本からアイスランドへの行き方の選択肢が多くて選べない」と思った方もいるでしょう。

また、日本からアイスランドへの行き方を知りたい方の中には「飛行時間が短い行き方を知りたい」「料金が安い行き方を知りたい」など思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、航空券の比較サイト「トラベルコ」を使って、日本からアイスランドへの行き方を「飛行時間」や「航空券の料金」などの目的別で調査しました。

日本からアイスランドへの行き方を調査する条件として、アクセスしやすい以下の3点に絞って乗り継ぎ先を調べました。

  • 日本からアイスランドまでの乗り継ぎは1回
  • 成田空港・羽田空港から乗り継ぎ先への直行便・定期便がある
  • 乗り継ぎ先からケプラヴィーク国際空港への直行便・定期便がある

日本からアイスランドへの行き方を調査した結果、飛行時間の短さと航空券の安さでフィンランド、デンマーク、イギリスが乗り継ぎ先におすすめです。

日本からフィンランド経由でアイスランドへ行く方法

日本からフィンランドを経由してアイスランドに行く方法をまとめたイラスト

飛行時間

成田空港→ヴァンター空港
約13時間
羽田空港→ヴァンター空港
約13時間〜約14時間
ヴァンター空港→ケプラヴィーク国際空港
約4時間

ヴァンダー空港:乗り継ぎの最低時間は35分

航空会社

成田空港→ヴァンター空港
JAL(日本航空)
フィンエアー(フィンランド航空)
羽田空港→ヴァンター空港
フィンエアー(フィンランド航空)
ヴァンター空港→ケプラヴィーク国際空港
アイスランド航空
フィンエアー(フィンランド航空)

日本からフィンランド(ヘルシンキ)を経由してアイスランドへ行く方法は、飛行時間が短くて当日の到着ができます

ヴァンター空港はコンパクトなので、乗り継ぎしやすいです。

2024時点でフィンエアーでは、羽田〜ヘルシンキ線が毎日運航しており、成田〜ヘルシンキ線は週6便運航しています。
ほかにも、関西・中部〜ヘルシンキ線も運航しているので、地方からでもアクセスが抜群です(※)。

※福岡空港(夏期のみ)と新千歳空港の路線は運休中

日本からフィンランドを経由してアイスランドへ行く往復航空券をトラベルコで調査した結果は、以下のとおりです。

トラベルコによる日本からヘルシンキを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(夏の季節)

出典:トラベルコ

北欧のベストシーズンである夏の季節には、往復28万円前後の航空券がありました。

トラベルコによる日本からヘルシンキを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(冬の季節)

出典:トラベルコ

オーロラシーズンである冬の季節では、往復20万円前後の航空券がありました。

こんな方におすすめ

  • 日本から最短時間でアイスランドに行きたい
  • 関西空港、中部空港が近い
  • JALのマイルを貯めたい、使いたい ※

※ フィンエアーとJALは同じアライアンス(航空連合)のため、JALのマイルを貯められる

日本からデンマーク経由でアイスランドへ行く方法

日本からデンマークを経由してアイスランドに行く方法をまとめたイラスト

飛行時間

羽田空港→カストラップ空港
約13時間〜約14時間
カストラップ空港→ケプラヴィーク国際空港
約3時間

カストラップ空港:乗り継ぎの最低時間は40分

航空会社

成田空港・羽田空港→カストラップ空港
スカンジナビア航空(SAS)
カストラップ空港→ケプラヴィーク国際空港
スカンジナビア航空(SAS)
アイスランド航空

日本からデンマーク(コペンハーゲン)を経由してアイスランドへ行く方法は、時期を通して便数が多くて当日の到着ができます

カストラップ空港はコンパクトなので、乗り継ぎがしやすいです。

2024年時点でスカンジナビア航空では、羽田〜コペンハーゲン線を週4便運航しています。
成田空港〜コペンハーゲン線の路線は撤退しました。

日本からデンマークを経由してアイスランドへ行く往復航空券をトラベルコで調査した結果は、以下のとおりです。

トラベルコによる日本からコペンハーゲンを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(夏の季節)

出典:トラベルコ

北欧のベストシーズンである夏の季節には、往復38万円前後の航空券がありました。

トラベルコによる日本からコペンハーゲンを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(冬の季節)

出典:トラベルコ

オーロラシーズンである冬の季節では、往復25万円前後の航空券がありました。

Yamada
Yamada

私は2018年2月に日本からコペンハーゲン経由でアイスランドに行きましたが、当時の往復航空券は約14万円でした。

こんな方におすすめ

  • 海外旅行に行ける日が限られている(便数が多いため選択肢がある)
  • ANAのマイルを貯めたい、使いたい ※

※ 2024年8月31日をもってスカンジナビア航空とANAのマイレージ提供が終了

日本からイギリス経由でアイスランドへ行く方法

日本からイギリスを経由してアイスランドに行く方法をまとめたイラスト

飛行時間

羽田空港→ヒースロー空港
約12時間〜約14時間
ヒースロー空港→ケプラヴィーク国際空港
約3時間

航空会社

羽田空港→ヒースロー空港
JAL(日本航空)
ANA(全日本空輸)
BA(ブリティッシュエアウェイズ)
ヒースロー空港→ケプラヴィーク国際空港
アイスランド航空
BA(ブリティッシュエアウェイズ)

日本からイギリス(ロンドン)を経由してアイスランドへ行く方法は、当日の到着が可能です。

日本からイギリスを経由してアイスランドへ行く往復航空券をトラベルコで調査したところ、結果は以下になりました。

トラベルコによる日本からロンドンを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(夏の季節)

出典:トラベルコ

ヨーロッパのベストシーズンである夏の季節には、往復52万円前後の航空券がありました。
乗り継ぎ時間が半日程度のフライトであれば、往復30万円台の航空券があります。

トラベルコによる日本からロンドンを乗り継いでアイスランドへ行く方法の航空券(冬の季節)

出典:トラベルコ

オーロラシーズンである冬の季節では、往復24万円前後の航空券がありました。

こんな方におすすめ

  • ANAのマイルを貯めたい、使いたい
  • JALのマイルを貯めたい、使いたい
  • BAのマイル(アビオス)を貯めたい、使いたい

ロンドン経由は乗り継ぎ時間に注意

日本からロンドン(ヒースロー空港)経由でアイスランドへ行くには、乗り継ぎ時間に注意しましょう。

ヒースロー空港で乗り継ぎ時間を注意すべき理由は、主に2点あります。

  • 異なる航空会社を利用すると荷物の預け直し・チェックインが必要
  • 発着するターミナルが異なる場合がある

詳しく解説をします。

異なる航空会社を利用すると荷物の預け直し・チェックインが必要

日本からアイスランドまで異なる航空会社を利用すると、航空会社に荷物を預ける作業(受託手荷物)が日本とロンドンの2回発生したり、乗り継ぎ先の航空会社にチェックインする作業が発生したりします。

日本から乗り継ぎ先のヒースロー空港に到着したら、以下の手順でアイスランドへ向かいます。

  1. 入国審査
  2. 荷物の受け取り
  3. 航空会社でチェックイン・航空券発行
  4. 荷物の預け保安検査

荷物を預ける、チェックインする、航空券の発行などの作業が発生するので時間がかかります。
なので、乗り継ぎの時間は余裕をもったほうが安心でしょう。

ただし、同じ航空会社・アライアンスやコードシェア便を利用すると、日本で預けた荷物を最終目的地であるアイスランドまで運んでくれます。

JALとブリティッシュエアウェイズは、同じアライアンスでコードシェア便があります。

アライアンスとは?

アライランスは、航空会社での連合組織のこと。

コードシェア便とは?

コードシェア便(共同運航便)は、1つの飛行機に2社以上の航空会社が共同で運航している便のこと。

航空会社によって同じアライアンス・コードシェア便でも、荷物を最終目的地に運んでくれないことがあります。

預け荷物の行き先は、利用する航空会社に問い合わせるとよいでしょう。

ほかにも、航空会社に荷物を預けるときに発行される「手荷物引換証(バゲッジクレームタグ)」に預け荷物の行き先が書かれているので、確認をしましょう。

Yamada
Yamada

チェックインは事前にオンラインで済ますと、空港のカウンターで荷物を預けるだけなので時間を短縮できます。

発着するターミナルが異なる場合がある

ヒースロー空港内には、4つのターミナルがあります(ターミナル1は2015年に閉鎖)。

利用する航空会社によって、発着するターミナルが異なると移動が必要です。

ANAはターミナル2、JALはターミナル3、BAはターミナル5にそれぞれ到着します。

アイスランド航空はターミナル2なので、到着するターミナルと出発するターミナルが異なる場合には移動しましょう。

ターミナル2とターミナル3の間は、徒歩圏内で移動が可能です。

ターミナル5からターミナル2や3へ行くのは少し距離があるので、無料のシャトルバス(乗り継ぎ用)か電車を利用しましょう。

アイスランドの空港から首都までの行き方

アイスランドの国際空港であるケプラヴィーク国際空港から、アイスランドの首都「レイキャビク」までの距離は約50kmです。

ケプラヴィーク国際空港からレイキャビクへの移動方法には、エアポートバスやレンタカーなどがあります。
個人的には、エアポートバスのflybus(フライ・バス)が便利でした。

【まとめ】アイスランドの行き方は乗り継ぎ1回がおすすめ

日本からアイスランドまでの行き方を解説しました。

あらためて、日本からアイスランドへの直行便や定期便はなく、乗り継ぎが必要です。

日本からアイスランドへ行くのに、おすすめの乗り継ぎ先をまとめると以下になります。

ヘルシンキ:フィンランド
・飛行時間が短いので体力的にラク
・国内空港(成田/羽田・関西、中部)からヘルシンキ路線がある
・空港内はコンパクトなので乗り継ぎがしやすい
・フィンエアーを利用するとJALマイルを貯められる
コペンハーゲン:デンマーク
・スカンジナビア航空では日本から出発する便数が多い
・空港内はコンパクトなので乗り継ぎがしやすい
ロンドン:イギリス
・JAL、ANA、BAを利用すればマイルが貯められる
・JAL、ANA、BAのマイルを使って特典航空券を入手できる

上記の3都市は乗り継ぎが1回で済み、飛行時間が短くて航空券の料金も比較的抑えられます。

航空券をお得に入手するには、トラベルコのような航空券の比較サイトを利用しましょう。

航空券の比較サイトでは、料金が1日違うだけで数万円も異なる場合があります。

トラベルコなどでお得に航空券を見つけるには、往路と復路の出発日を少しずつずらしながら航空券を検索しましょう。

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