こんにちは。
当サイトであるicevelを運営しているYamada(@icevel3)です。
アイスランドの南海岸エリアにある人気観光スポットの一つが、スコゥガフォス(Skógafoss)です。
『スコゥガフォスはどんな場所?』
『アイスランド旅行で訪れるべき?』
など疑問がある方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、スコゥガフォスの特徴や見どころから、行き方・訪れる時期・服装まで解説します。
記事の後半では、スコゥガフォスの観光と併せて訪れたいスポットも紹介しているので、アイスランド旅行を計画している方はぜひ参考にしてください。
スコゥガフォスとはどのような場所?

スコゥガフォスは、アイスランド南部の南海岸にある落差約60m・幅約25mを誇る滝です。
氷河に覆われた火山として知られるエイヤフィヤトラヨークトルと、ミールダルスヨークトルを源流とするスコゥガ川にかかっています。
滝からは大量の水しぶきが上がるため、晴れた日には虹が1本または2本かかることがあります。
大きく美しい滝はドラマや映画のロケ地としても有名です。
たとえば、「ゲーム・オブ・スローンズ」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)」「LIFE!(2014)」などが挙げられます。
スコゥガフォスは国道1号線沿いに位置しているため、多くの観光客が訪れるスポットです。
滝の下に眠る宝箱伝説
アイスランドには多くの伝説や伝承が残されていますが、スコゥガフォスにも宝の伝説があります。
この地域に定住したヴァイキングのÞrasi Þórólfssonは、滝の底に金貨や財宝でいっぱいの宝箱を隠したといわれています。
1600年頃、3人の男が宝箱にフックをかけて引き上げようとしたとき、取っ手の輪が壊れてしまい、手に入れることは叶わなかったそうです。
この輪は実在しており、現在スコゥガフォスの近くにあるスコゥガル博物館(Skogar Museum)で展示されています。
スコゥガフォスの見どころ
スコゥガフォスの見どころは以下のとおりです。
- 滝を眺める
- 展望台に上って滝を見る
- ハイキングをする
- キャンプをする
- オーロラ観測をする
詳しく解説するので、スコゥガフォスを訪れた際の参考にしてください。
滝を眺める

スコゥガフォスの一番の楽しみ方といえば、滝を眺めることです。
滝に近づけば服が濡れますが、その分、滝の迫力を肌で感じられるのもスコゥガフォスならではの魅力です。
風向きや水量によっては、遠い距離からでも水しぶきが届くことがあります。
実際に、筆者が2月に訪れた際は、滝から約100m離れたところでも水しぶきが届いて服が濡れました。
濡れるのを覚悟して全身で自然を体験することをおすすめします。
展望台に上って滝を見る

スコゥガフォスの右側には展望台があり、約527段の階段を上ると峡谷と滝の景色が広がっています。
スコゥガ川の水が崖から大量に流れ落ちる迫力は必見です。
階段はやや急勾配ですが、手すりやロープが設置されています。
展望台は一年を通してアクセスできますが、冬は階段が凍結し、閉鎖される可能性があります。
筆者が2月に訪れた際は、雪で階段が上りづらかったです。
そのため、防滑ソールの冬靴を用意することをおすすめします。
ハイキングをする

ハイキングを目的にスコゥガフォスを訪れる地元民や観光客がいます。
ハイキングコースは往復約16kmで、所要時間は約4時間~6時間です。
展望台までの階段(約527段)を上るのが最大の難所ですが、その後は川沿いの比較的緩やかな道が続きます。
道中には約25もの小さな滝や苔に覆われた美しい峡谷が点在しており、絶景を楽しみながらハイキングができます。
小さな橋が見えたら折り返し地点で、その先は自然保護区のソゥルスモルク渓谷(Þórsmörk)へと続くトレッキングコースです。
5月~9月は遊歩道に雪がなくて歩きやすく、日照時間も長いため、ハイキングのベストシーズンといえます。
11月~4月は階段が閉鎖していなければ展望台へ行けますが、滝の上流へと続くルートは雪でアクセスは困難です。
10月は滝の上流ルートで雪が降り始める時期のため、ハイキングはおすすめできません。
キャンプをする

スコゥガフォスのそばには、キャンプ場があります。
日中は多くの観光客がスコゥガフォスに訪れるため、混雑を避けたい方はキャンプ場に泊まって早朝や夕方に訪れるのがおすすめです。
ほかにも、オーロラを見たい方や早朝からハイキングをする方もキャンプ場の利用が向いています。
キャンプ場の主な設備は、トイレ・シャワー・電気・ゴミ捨て場・飲料水などです。
キャンプ場および設備の利用でかかる料金を以下にまとめました。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| キャンプ場の利用 | 大人(14歳以上):2,200 ISK |
| トイレ | 有料(金額不明、現地でご確認ください) |
| シャワー | 400 ISK(1回5分・コイン式) |
| 電気 | 1,200 ISK(接続数に上限あり) |
※料金は変動する場合があるので、最新情報は現地でご確認ください
キャンプ場の利用料は、キオスク(セルフサービスの決済端末)または現地スタッフへの直接支払いで対応できます。
トイレとシャワーはそれぞれ2つありますが、キャンプ場の利用者が多いと不便に感じるかもしれません。
キャンプ場の予約は不要ですが、先着順になります。
オーロラ観測をする

スコゥガフォスの周辺は光害の影響が少なく、オーロラ観測に適した場所の一つです。
運が良ければスコゥガフォスの上空にオーロラが出現する光景を見られる可能性があります。
スコゥガフォスを含め、アイスランドでオーロラ観測に適した時期は9月~4月です。
オーロラが出現するのを待つ拠点としては、キャンプ場のほか、スコゥガフォスの近くに位置する小さな集落「スコゥガル(Skogar)」の宿泊施設もおすすめです。
スコゥガフォスへの行き方

スコゥガフォスへの主な行き方は以下のとおりです。
- レンタカーを借りて行く方法
- ツアーに参加して行く方法
- バスに乗って行く方法
レンタカーを借りて行く方法
レイキャビクからスコゥガフォスまでの距離は約180km、車で約2時間30分かかります。
レンタカーを借りてスコゥガフォスに行くときのルートは以下のとおりです。
駐車場はスコゥガフォスの麓に位置しています。
料金は1,000 ISKで、支払いはWebまたは現地のキオスクでできます。
ツアーに参加して行く方法
現地の旅行会社ではレイキャビクから南海岸を回るツアーが開催されており、スコゥガフォスがツアーに組み込まれていることが多いです。
たとえば、旅行会社のGuide to Icelandが取り扱う南海岸の日帰りツアーでは、スコゥガフォスやブラックサンドビーチ(黒い砂浜)などを訪れます。
スコゥガフォスを含む南海岸を効率的に観光したい方は、現地ツアーの参加がおすすめです。
バスに乗って行く方法
旅行会社のIcelandia(アイスランディア)では、レイキャビクとスコゥガルを結ぶハイランドバスを運行しています。
運行時期は例年6月上旬から9月中旬までですが、年によって前後する場合があります。
バスにはチャイルドシートを設置していないため、身長135cm未満の子供は乗車できません。
最新の運行状況・予約・時刻表は、Icelandiaの公式サイトをご覧ください。
スコゥガフォスの最寄りとなるスコゥガルへアクセスしたい場合は、バスの利用がおすすめです。
スコゥガフォスに関するよくある質問
スコゥガフォスに関するよくある質問をまとめました。
- どの時期に訪れるのがおすすめですか?
- 滞在時間の目安は?
- どんな服装で行けばよいですか?
- 周辺で食事できるところはありますか?
どの時期に訪れるのがおすすめですか?
夏(6月~8月)は平均気温10℃前後と涼しく、過ごしやすい気候のため、スコゥガフォスの観光に適した時期です。
また、日照時間が長い「白夜」の現象が起きるため、夜間でも訪問しやすいです。
6月中旬から7月中旬にかけて、スコゥガフォスの周辺には紫色のルピナスが咲き誇り、滝を背景にした一面の花畑を楽しめる可能性があります。
冬(11月~3月)は滝を取り囲む崖に降り積もった雪やつららが見られ、神秘的な光景が魅力です。
さらに、日が短く夜が長いため、日没後にはオーロラが出現する可能性があります。
春(4月~5月)と秋(9月~10月)は観光客が少なくなる時期なので、混雑を避けたい方におすすめです。
春の時期は氷河の一部が解けるため、水量が多く迫力のある滝を見られます。
秋はオーロラが観測できる時期に入るため、水量の多い春とはまた違った魅力があります。
滞在時間の目安は?
スコゥガフォスを短時間観光する場合、約30分が目安です。
階段を上って展望台まで行く場合は、滝を眺める時間も含め、体力によりますが約1時間30分~2時間を見込んでください。
ハイキングをする場合は、約4時間~6時間かかります。
キャンプやオーロラ観測を兼ねる場合は、日帰りではなく宿泊を前提に計画するとよいでしょう。
どんな服装で行けばよいですか?
上下レインウェアは必須です。
階段で展望台を上る方は汗をかく可能性があるので、吸水速乾性のある化学繊維のインナーが向いています。
アイスランドは一年を通して天気が変わりやすく、突然の雨が降ることもあるため、靴は防水性があって歩きやすいトレッキングシューズがおすすめです。
ただし、冬は地面が凍結しているので、防滑ソールの冬靴が欠かせません。
滝の周辺は肌寒く感じるので、防水の帽子・手袋・マフラーがあるとよいです。
周辺で食事できるところはありますか?
スコゥガルにある宿泊施設「Hotel Skógafoss」には、レストランが併設されています。
ラムやサーモンなど、アイスランド産の食材を使用した料理を提供しており、ランチやディナーを楽しめます。
また、同じくスコゥガルにあるフィッシュ&チップス「Mia’s Country Van」は地元客や観光客でにぎわうテイクアウト専門店です。
地元で取れた新鮮な魚を使用したフライと、カリッと焼き上げたウェッジカットのフライドポテトを提供しています。
スコゥガフォスと併せて行きたい観光スポット
スコゥガフォスを訪れたら併せて観光しておきたいスポットは以下のとおりです。
- セリャラントスフォス
- レイニスフィヤラ
- スコゥガル博物館
- ソゥルヘイマヨークトル
セリャラントスフォス

セリャラントスフォス(Seljalandsfoss)は、アイスランド南部にあるスコゥガフォスと同程度の落差約60mを誇る滝です。
滝の裏側に回り込むことができるのが魅力の一つです。
夕方に訪れると、太陽の光で滝が照らされる幻想的な光景を見られる可能性があります。
国道1号線の近くに位置しているため、立ち寄りやすいです。
レイキャビクからセリャラントスフォスまでの距離は約130kmで、車で約2時間です。
レイニスフィヤラ

レイニスフィヤラ(Reynisfjara)は、南海岸に位置する黒いビーチです。
黒砂は、固まった溶岩が長い年月をかけて風化・細分化された玄武岩です。
また、ビーチには規則正しい柱の岩壁があり、この構造は柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれています。
溶岩がゆっくりと冷えて固まるときに収縮し、柱状の割れ目が形成されます。
レイキャビクからレイニスフィヤラまでの距離は約190kmで、車で約2時間30分です。
スコゥガル博物館
出典:[Skogar Museum]Skogar Museum トップページ
スコゥガル博物館は、アイスランドの伝統文化や歴史を今に伝える博物館です。
1万8,000点以上の工芸品や文化遺産を収蔵しており、主に3つの展示エリアで構成されています。
| 展示エリア | 特徴 |
|---|---|
| 民俗博物館 | 伝統的な漁業や農業、手作りの工芸品の歴史を紹介 |
| 野外博物館 | 19世紀のアイスランド建築を象徴する芝土の民家、教会、学校などの歴史的建造物を移築・再現 |
| 技術博物館 | 交通や通信の進化の歩みを紹介 |
レイキャビクからスコゥガル博物館までの距離は約160kmで、車で約2時間です。
ソゥルヘイマヨークトル

ソゥルヘイマヨークトル(Solheimajokull)はアイスランド南部にある氷河で、ミールダルスヨークトルの一部です。
氷河の多くは青または白をしていますが、ソゥルヘイマヨークトルは加えて黒い縞模様をしています。
この黒い縞模様は火山灰で、カトラやエイヤフィヤトラヨークトルの火山から降り注いできたものです。
ソゥルヘイマヨークトルの展望台からは、氷河や湖の景色を一望できます。
展望台は駐車場から平坦な砂利道を約15分歩いたところにあるため、比較的アクセスしやすいです。
また、氷河の上をハイキングできるツアーが一年中開催されています。
初心者でも参加しやすいコースがあるので、氷河ハイキング未経験の方にもおすすめできます。
ソゥルヘイマヨークトルは国道1号線沿いに位置しているため、車で行きやすいのも魅力です。
レイキャビクからソゥルヘイマヨークトルまでの距離は約160kmで、車で約2時間です。
【まとめ】スコゥガフォスは南海岸の観光におすすめのスポット
アイスランドのスコゥガフォスについて解説しました。
- スコゥガフォスは南海岸にある落差約60m・幅約25mの滝
- 滝を眺める・展望台・ハイキング・キャンプ・オーロラ観測などの見どころがある
- スコゥガフォスの行き方はレンタカー・ツアー・バスの3通り
- どの時期に訪れてもおすすめだが、夏は涼しくて過ごしやすく、冬はオーロラを見やすく、春と秋は観光客が少なくなる時期
- 滝の水しぶきで濡れる可能性が高いので、レインウェアは必須
- スコゥガフォスの観光と併せて行きたいスポットは、セリャラントスフォスやレイニスフィヤラなど
ダイナミックな滝を見にスコゥガフォスを訪れてみてはいかがでしょうか。



