こんにちは。
当サイトであるicevelを運営しているYamada(@icevel3)です。
夏(6月〜8月)のアイスランドは観光のハイシーズンもあって、世界中から旅行者が集まります。
本記事をご覧いただいている時点で、夏のアイスランド旅行に興味がある方が多いはずです。
「夏のアイスランド旅行でおすすめの観光スポットは?」
「アイスランドの夏の天気や気温が知りたい」
など疑問があると想います。
今回の記事では、夏のアイスランド旅行について網羅的に解説します。
夏にアイスランド旅行を決めている方、旅行を検討中の方などは参考にしてください。
夏にアイスランド旅行するメリット・デメリット
夏にアイスランド旅行するメリットを、以下にまとめました。
メリット | 説明 |
---|---|
温暖な気候 | 気温が比較的暖かくて穏やかのため、快適に旅行できる |
日照時間の長さ | 白夜の現象が起こるため、観光できる時間が多い |
運転のしやすさ | 冬に比べて、夏は道路状況が良くて運転しやすい |
アクティビティの充実 | キャンプ・ハイキング・ホエールウォッチングなど、自然を楽しむアクティビティが多い |
フェスティバルの充実 | 夏はイベントやフェスティバルの開催が多い時期 |
夏のアイスランドはすごしやすい気温で、自然を満喫できる季節です。
一方、夏にアイスランド旅行するデメリットを以下にまとめました。
デメリット | 説明 |
---|---|
旅行費用の高騰 | 夏は観光のハイシーズンのため、宿泊費や交通費が高くなりがち |
観光地の混雑 | 主要な観光スポットは、人が多くて混雑する恐れがある |
睡眠の質が低下 | 外が明るい時間が長いため、睡眠に悪影響が出る可能性あり |
アイスランドの夏は観光のハイシーズンのため、混雑や高い旅行費用がかかる点は覚えておきましょう。
夏のアイスランドの天気
夏のアイスランドの天気について、気温・日照時間・風・降水量を解説します。
気温:比較的暖かい
夏のアイスランドの平均気温は、10℃前後です。
首都「レイキャビク」の夏の気温を、以下の表にまとめました。
月 | 平均気温 | 日平均最高気温 | 日平均最低気温 |
---|---|---|---|
6月 | 9.0 | 11.7 | 6.7 |
7月 | 10.6 | 13.3 | 8.3 |
8月 | 10.3 | 13 | 7.9 |
※参考:Icelandic Meteorological office
夏のアイスランドは比較的暖かいといっても、長袖・長ズボンやアウターは必要です。
日照時間:長い(白夜)
夏のアイスランドは白夜の現象が起きるため、日照時間が長いです。
白夜とは、夜でも空が明るい、または太陽が沈んでも暗くならない現象です。
アイスランドで白夜が起きるのは5月から8月で、特に6月20日から22日の夏至は日照時間が長いです。
夏のレイキャビクの日の出・日の入りを、以下にまとめました。
月日 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 |
---|---|---|---|
6月1日 | 03:22 | 23:31 | 20時間8分 |
6月21日 | 02:55 | 00:03 | 21時間8分 |
7月1日 | 03:06 | 23:55 | 20時間49分 |
8月1日 | 04:35 | 22:30 | 17時間55分 |
※2025年の情報です
降水量:比較的少ない
夏のアイスランドは、1年を通して降水量が少ない時期です。
夏は基本的に小雨が多いですが、1年を通してアイスランドは天気が変わりやすい特徴があります。
レイキャビクの夏の平均降水量は、50mmから60mmです。
アイスランドの南部では降水量がやや多い傾向にあり、北部では降水量が少ない傾向にあります。
風:比較的穏やか
1年を通してアイスランドは風が強い日が多いですが、夏は比較的穏やかです。
ただし、高地や氷河では風が強くて、突風が吹く恐れがあります。
夏のアイスランドでやりたいこと
旅行で夏のアイスランドに訪れたらやりたいことを紹介します。
- レイキャビクを観光する
- ゴールデンサークルを回る
- 滝を巡る
- 高地に行く
- 温泉でリフレッシュする
- イベント・フェスティバルに参加する
- ルピナスを見る
- 西部フィヨルドに行く
- キャンプをする
詳しく解説するので、旅行計画の参考にしてください。
レイキャビクを観光する
アイスランドに訪れたら、首都のレイキャビク観光は外せません。
レイキャビクではカラフルでおしゃれな建物が多いため、街歩きが楽しいです。
街にはストリートアートが点在しており、写真を撮りに巡るのもよいでしょう。
レイキャビクの中心部には、ハットルグリムスという象徴的な教会があります。
教会の上には展望台があって、レイキャビク市内を一望できます。
ほかにも、レイキャビクを訪れたらグルメやショッピングを楽しんだり、博物館・美術館・夜のバーなどに行くのもおすすめです。
ゴールデンサークルを回る

シンクヴェトリル
ゴールデンサークルは、アイスランドの南部にある観光ルートの名称です。
アイスランドでも人気の観光エリアで、レイキャビクからでも日帰りで回れます。
ゴールデンサークルの代表的な観光スポットを、以下にまとめました。
名称 | 概要 |
---|---|
シンクヴェトリル | ・世界文化遺産に登録されている国立公園 ・地球のプレートを地上で見られる数少ない場所 |
ゲイシール | ・アイスランドで最大の間欠泉 ・噴出の高さは最大70m |
グトルフォス | ・アイスランド南部で大きな滝 ・滝は2段で落差は32m |
ゴールデンサークルを回る移動手段には、レンタカーやバスツアーがあります。
観光のルートを自由に選択したい方は、レンタカーの利用がおすすめです。
効率的にゴールデンサークルを回りたい方は、バスツアーをおすすめします。
夏のアイスランドは快適に過ごせるので、ゴールデンサークルを回るとよいでしょう。
滝を巡る

ゴーザフォス
夏のアイスランドで滝巡りをするのもよいでしょう。
アイスランドには、滝が1万以上あるといわれています。
代表的な滝を挙げると、以下のとおりです。
名称 | 概要 |
---|---|
セリャラントスフォス | ・南部にある高さ60mの滝 ・滝の裏側に回り込むことができる |
デティフォス | ・北部にある規模の大きな滝 ・滝の幅は約100mで、水量はヨーロッパ最大級 |
スコゥガフォス | ・南部にある幅25m、高さ60mの滝 ・晴天時には虹が見られることも |
ゴーザフォス | ・北部にある半円状の滝 ・滝の名前は「神々の滝」という意味 |
キルキュフェットルフォス | ・北西部のスナイフェルスネス半島に位置する小さな滝 ・滝の近くには、世界中から写真家が訪れるキルキュフェットル山がある |
夏のアイスランドは1年で暖かい季節ですが、滝の近くに行くと肌寒く感じることもあるので、上着を用意しましょう。
高地に行く

ランドマンナロイガル
アイスランドの手付かずの大自然を体感したい方は、高地へ行くのをおすすめします。
高地のほとんどは、アイスランドの中央に位置しています。
広さは4万平方キロメートル以上で、アイスランドの国土の大部分を占めています。
高地へと続く道のほとんどは、夏のみ開通しています。
道の多くはFロード(未舗装の道)のため、4WD車が必要です。
アイスランドの高地で代表的な場所を、以下にまとめました。
名称 | 概要 |
---|---|
ランドマンナロイガル | ・南部の自然保護区にある地域 ・色鮮やかな流紋岩の山と天然温泉が特徴 |
ソゥルスモルク | ・南部にある山脈の尾根 ・氷河に囲まれており、美しい渓谷が広がる |
アスキャ | ・北東部にある活火山 ・クレーターには大きな湖がある |
ケルリンガルフョットル | ・氷河に挟まれた山脈 ・夏はハイキングコースでも有名 |
基本的に高地のアクセスは困難なので、ガイド付きの現地ツアーに参加するのをおすすめします。
主要な観光スポットではなく、アイスランドの自然の絶景を目にしたい方は、高地へ行くとよいでしょう。
温泉でリフレッシュする

ブルーラグーン
アイスランドに訪れたら、温泉に入ってリフレッシュしましょう。
火山が多いアイスランドでは、さまざまな場所で温泉が湧き出ています。
アイスランドで代表的な温泉は、以下のとおりです。
名称 | 概要 |
---|---|
ブルーラグーン | ・世界的に有名な温泉施設 ・サッカーコート1面より少し大きい露天温水プールがある |
スカイラグーン | ・レイキャビクの隣町にある温泉施設 ・インフィニティの露天温水プールがある |
ミーヴァトンネイチャーバス | ・北東部にある温泉施設 ・露天温水プールやスチームバスがある |
シークレットラグーン | ・南部にある天然温泉 ・ゴールデンサークルのエリア内に位置する |
アイスランドで温泉に入って、ゆったりと過ごすとよいでしょう。
イベント・フェスティバルに参加する
アイスランドでは1年を通して、さまざまなイベントやフェスティバルが開催されています。
夏に行われる代表的なイベント・フェスティバルは、以下のとおりです。
名称 | 概要 |
---|---|
レイキャビク・アート・フェスティバル (2026年5月30〜6月14日) |
・世界各地から芸術作品が集まる ・2年ごとに開催される |
フィッシャーマン・デー (2026年6月7日) |
・6月の第1日曜に祝う日 ・各地の港でイベントが行われる |
独立記念日 (毎年6月17日) |
・独立運動の指導者「ヨン・シグルズソン」の誕生日に制定 ・全土でお祭りが行われる |
ヴァイキング・フェスティバル (2025年6月13日〜18日) |
・食べ物、伝統工芸、音楽などが行われる ・お祭りの会場は、レイキャビクの郊外「ハフナルフィヨルズル」 |
レイキャビク・プライド (2025年8月5日〜10日) |
・LGBTQ+のイベント ・9日にはパレードやコンサートが行われる |
レイキャビク・カルチャー・ナイト (2025年8月23日) |
・街の中心部で行われるイベント ・音楽、美術、色、演劇などさまざまな種類の行事が行われる |
レイキャビク・ジャズ・フェスティバル (2025年8月23日〜31日) |
・1990年から毎年開催されている音楽祭 |
各イベント・フェスティバルで気になる方は、参加するとよいでしょう。
ルピナスを見る

ヴィーク・イ・ミュルダール教会
夏のアイスランドでよく見られる花の一つが、ルピナスです。
ルピナスはマメ科の植物で、藤のように小さな花が咲きます。
アイスランドでルピナスが咲く時期は、6月から7月です。
ルピナスはアイスランド全土で見られますが、おすすめの場所を挙げると以下になります。
名称 | 概要 |
---|---|
ヴィーク・イ・ミュルダール教会 | ・南部の村にあるルーテル教会 ・教会の近くにルピナスが咲く |
スコゥガフォス | ・南部にある落差60mの滝 ・滝の近くにルピナスが咲く |
ヴェストラホルン | ・南東部にある山 ・山の麓にルピナスが咲く |
車でアイスランド国内を移動しているときに、ルピナスを探すとよいでしょう。
西部フィヨルドに行く

ディンヤンディ
夏は、西部フィヨルド地方を訪れるのに最適な時期です。
西部フィヨルドは、アイスランドの北西端に位置する地域で、手付かずの大自然が広がっています。
面積は約2万2,000平方キロメートルで、おおよそ日本の四国と滋賀県を足した広さです。
西部フィヨルドの見どころは、滝・ビーチ・ハイキング・温泉・野生動物の観察などさまざまです。
代表的な観光スポットを、以下にまとめました。
名称 | 名称 |
---|---|
ディンヤンディ | ・西部フィヨルドで最大の滝 ・滝の落差は約100m |
ラゥトラビャルグ | ・西部フィヨルドの最西端に位置する岬 ・断崖には数多くの海鳥の巣がある |
ラウダサンドゥル | ・赤い砂浜が約10km続く海岸線 |
ホルンストランディル | ・西部フィヨルドの最北端にある自然保護区 ・ホッキョクギツネが生息している |
アイスランド魔術博物館 | ・ホールマビークという小さな村にある博物館 ・アイスランドの魔術や魔法の歴史がわかる |
なお、レイキャビクの中心地から西部フィヨルドの入口までの距離は約150kmで、車では約2時間です。
西部フィヨルドを観光しながら回るには、最低でも3日は必要といわれています。
アクセスしにくい場所にある西部フィヨルドですが、アイスランドの大自然を冒険したい方におすすめです。
キャンプをする
夏のアイスランドは、キャンプのベストシーズンです。
アイスランドの各地にはキャンプ場があり、多くは夏にオープンしています。
夏のアイスランドは観光シーズンもあって、1年で宿泊費が高い傾向にあります。
そのため、キャンプは宿泊費を抑える方法として有効です。
キャンプ場の多くは有料で、費用相場は1泊1人あたり1,500 ISK~2,500 ISK(1,700円~2,800円)ほどです。
アイスランドでキャンプをするには、レンタルサービスを利用しましょう。
現地では、キャンプ用品やキャンピングカーをレンタルする会社がいくつかあります。
なお、指定以外の場所でキャンプをするのは禁止されているので注意してください。
キャンプをしながらアイスランドを回るのもよいでしょう。
夏のアイスランドで体験したいツアー・アクティビティ
夏のアイスランドに訪れたら体験したいツアー・アクティビティを紹介します。
- バードウォッチング
- ホエールウォッチング
- 氷の洞窟
- 氷河ハイキング
- 乗馬
- カヤック
- ダイビング・シュノーケリング
今回は、旅行会社でWebサイトのGuide to Icelandで取り扱うツアー・アクティビティを紹介します。
バードウォッチング

ニシツノメドリ
自然が豊かなアイスランドは、バードウォッチングに適した国です。
4月から5月にかけて、多くの渡り鳥が越冬地からアイスランドにやってきます。
夏はほとんどの鳥がアイスランドに到着するため、バードウォッチングに最適な時期といえます。
アイスランドで見られる鳥類の中でも、バードウォッチングで人気なのがニシツノメドリ(パフィン)です。
海鳥であるニシツノメドリの見た目は、ずんぐりした体型で白と黒の羽、オレンジの脚、鮮やかなクチバシなどです。
生息数の約60%のニシツノメドリが、アイスランドで繁殖するといわれています。
バードウォッチングが初心者の方は、ツアーの参加がおすすめです。
レイキャビ発のパフィン・ボートツアーに参加すれば、比較的簡単にパフィンを観察できるでしょう。
ホエールウォッチング
アイスランドのホエールウォッチングのピークシーズンは夏です。
夏は、餌を求めてクジラがアイスランドの近海にやってきます。
日照時間が長い夏は、1日にツアーが複数回行われるので、観察のチャンスが増える時期です。
ホエールウォッチングのツアーは、アイスランド各地の港で行われています。
レイキャビクでもホエールウォッチングツアーが開催されています。
ツアーでクジラが見られなかった場合、再度ツアーに参加できる無料チケットが配布されるので、余裕をもった旅行計画を立てましょう。
氷の洞窟

カトラ・アイス・ケイブ
氷の洞窟は、氷河の内部にできた空間を指します。
アイスランドにある氷の洞窟は、夏の気温で洞窟が崩壊する恐れがあり、多くは入れません。
ただし、以下の場所では夏でも氷の洞窟へのアクセスが可能です。
名称 | 概要 |
---|---|
イントゥ・ザ・グレイシャー | ・ラングヨークトル氷河にある人口の氷の洞窟 |
カトラ・アイス・ケイブ | ・ミールダルスヨークトル氷河にある自然に形成された氷の洞窟 ・カトラは活火山で、氷河に覆われている |
ロフトヘトリル | ・岩でできた氷の洞窟 ・洞窟には、自然に形成された氷の彫刻がある |
ペルトラン | ・レイキャビクにある博物館 ・施設内に氷の洞窟の展示がある |
ペルトランを除き、氷の洞窟へ行くには専門ガイドの同行が不可欠です。
氷の洞窟ツアーでは、基本的にヘルメットやアイゼンなど必要な装備がツアーに含まれています。
Guide to Icelandでは、イントゥ・ザ・グレイシャーやカトラ・アイス・ケイブのツアーを取り扱っています。
ほかにも、ペルトランの入場券はこちらで購入可能です。
氷河ハイキング
アイスランドの氷河で行われるアクティビティの一つが、氷河ハイキングです。
夏は比較的穏やかな天気と日照時間が長いため、氷河ハイキングに適した時期です。
氷河ハイキングツアーでは、専門ガイドが同行します。
ヘルメットやアイゼンなど、氷河ハイキングに必要な装備はツアー会社が用意してくれます。
氷河ハイキングをするときの服装は、薄い服で体温調節がしやすい重ね着が鉄則です。
防水機能の服・帽子・手袋・ハイキングブーツなどを用意しましょう。
アイスランド南部にあるソゥルヘイマヨークトルでは氷河ハイキングツアーが開催されています。
氷河を間近で見て歩きたい方は、氷河ハイキングツアーに参加しましょう。
乗馬
アイスランドには「アイスランド・ホース」という種類の馬がいて、乗馬のアクティビティ体験ができます。
アイスランド・ホースは、体高が低くてフレンドリーな性格の馬です。
乗馬はアイスランドで1年中できますが、天候が穏やかな夏は最適な時期です。
乗馬ツアーは、アイスランドの各地で行われています。
馬に乗りながら滝・ビーチ・溶岩地帯・渓谷を巡ることも可能です。
レイキャビクの送迎が可能な乗馬ツアーでは、所要時間が2時間30分のため、少し空いた時間でも参加しやすいです。
アイスランドの自然を馬とともに体験したい方は、乗馬ツアーに参加しましょう。
カヤック
アイスランドでカヤック体験をする選択肢があります。
夏のアイスランドは、天候が比較的穏やかで日照時間が長いため、カヤックを楽しめる時期です。
カヤックは、地上とは違った視点でアイスランドの自然を体験できます。
川・海・氷河湖・フィヨルドなど、さまざまな場所でカヤックができます。
カヤックを楽しめる場所の一つが、ヨークルスアゥルロゥンです。
氷河の塊や氷山が浮かぶ湖で、アイスランドの南部に位置しています。
ヨークルスアゥルロゥンのカヤック体験は5月から10月の開催で、初心者でも安全に楽しめるようです。
湖にはアザラシや海鳥が生息しているので、運が良ければ間近で見られるかもしれません。
ダイビング・シュノーケリング
アイスランドには、ダイビングやシュノーケリングができるスポットが何カ所かあります。
ダイビングやシュノーケリングは基本的に1年中できますが、天候が比較的穏やかな夏は適した時期です。
アイスランドには地球のプレートの間を泳げる泉があって、「シルフラ」といいます。
シルフラは地震によって誕生し、北アメリカプレートとユーラシアプレートの裂け目に水が貯まっています。
泉の水はラングヨークトル氷河からやってきており、透明度が高く100m以上です。
シルフラのダイビングツアーでは、レイキャビク市内の送迎付きです。
なお、ダイビングをするにはCカード(ダイビングライセンス)が必要なので注意しましょう。
ダイビングライセンスがない方は、シュノーケリングでシルフラを泳ぎましょう。
シルフラのシュノーケリングツアーの集合場所は、シンクヴェトリル国立公園です。
シルフラでダイビングやシュノーケリングをするにはいくつか要件があるので、事前にツアーページをよく確認しましょう。
夏のアイスランド旅行のモデルコース
6月から8月の夏に旅行でアイスランドを訪れたい方に向けて、モデルコースを提案します。
今回のモデルコースは、4泊6日を想定しています。
1日目
日本からアイスランドへの移動日です。
アイスランドと日本を結ぶ直行便・定期便はないため、最低でも1回の乗り継ぎが必要です。
夜にケプラヴィーク国際空港に到着して、エアポートバスでレイキャビク市内のホテルに泊まります。
2日目
レイキャビク市内を観光します。
食べ歩き・お土産探し・美術館・博物館巡りなど、目的に応じて街を散策しましょう。
長いフライトで疲れている方は、午後から行動するとよいでしょう。
3日目
ゴールデンサークルのツアーに参加します。
レイキャビクから出発のツアーが多くあり、所要時間は基本的に半日が多いです。
ツアーによってゴールデンサークルの内容が異なりますが、基本的に定番の観光スポットであるシンクヴェトリル・ゲイシール・グトルフォスに立ち寄ります。
ツアーの終了後は、レイキャビクの宿泊施設で休んだり、街に出かけたりするとよいでしょう。
4日目
アイスランドの南海岸に行きましょう。
レイキャビクからは、日帰りで南海岸を回るツアーが開催されています。
セリャランスフォスやスコゥガフォスなどの滝、レイニスフィヤラのブラックサンドビーチ、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖などを巡りましょう。
5日目
ブルーラグーンに行きます。
レイキャビクからブルーラグーン行きのバスがあるので、それに乗ります。
ブルーラグーンでゆっくりと過ごすとよいでしょう。
6日目
アイスランドへの帰国日です。
夏のアイスランドの服装・持ち物
夏のアイスランドの服装選びと、持っていくとよい物を紹介します。
夏のアイスランドの服装は、以下にまとめました。
服装 | 説明 |
---|---|
アウター | フード付きで防水・防風機能があるとよい |
インナー | 吸水速乾性のある化学繊維(ポリエステル)の素材がおすすめ |
ズボン | 動きやすく吸汗速乾性があるトレッキング用がベスト |
靴 | 歩きやすくて防水機能があるとよい |
靴下 | 吸汗速乾性のある登山用がおすすめ |
その他 | 帽子は紫外線対策で用意すべき 手袋やマフラーは肌寒いときあるとよい |
アイスランドは夏でも雨や風で肌寒くなるので、重ね着をして調整できる服装にしましょう。
一方、夏のアイスランド旅行の主な持ち物を以下にまとめました。
アイテム | 概要 |
---|---|
レインカバー(カバン用) | 水でカバンが濡れないように |
サングラス | まぶしさを軽減できるアイテム |
日焼け止め | 紫外線対策のアイテム |
アイマスク | 外が明るいときに便利な睡眠アイテム |
水筒 | 水筒に水道水を入れる(アイスランドではきれいな水が出る) |
水着 | 基本的に温泉では必要 |
サンダル | 温泉やプールに行くときに便利 |
タオル | 天然温泉に入るならバスタオルを持参 汗を拭くタオル、水で濡れた荷物を拭く用のタオルがあるとよい |
トレッキングポール | ハイキング時に歩行をサポートする |
上記で挙げた持ち物は一例ですが、アイスランド旅行の参考にしてください。
【まとめ】夏のアイスランドは旅行に適したシーズン
夏のアイスランド旅行を解説しました。
今回の記事をまとめると、以下のとおりです。
- 夏は気温が暖かくて、天気は穏やかな日が多い
- 白夜の現象で日照時間が長い
- 旅行時の服装は、体温調節がしやすい重ね着がおすすめ
- 帽子・サングラス・日焼け止めなど、紫外線対策をする
また、夏のアイスランドに訪れたらやりたいこと、体験したいアクティビティ・ツアー、旅行のモデルコースも紹介しました。
本記事をご覧いただき、旅行計画の参考になれば幸いです。
